マジっ!?と思うほど、キャンプ場での夜はさむい。
これから秋キャンプをしていこうと考えている方に最低限必要な「備え」をご紹介します。
寒さに凍えながら耐え抜くようなキャンプは絶対にしたくないですよね。
そうならないための寒さ対策のキーワードは2つ
- 厚着
- テント環境
です。
厚着は必須
秋キャンプは、銀河を超えるほどの寒さなので、厚着は必須です。ただ、ダウンコート1枚羽織っている人をたまに見かけますが、それはNG。ダウンコート1枚だけだとアツいと感じた時に脱げず、汗をかいてしまいます。

逆にその汗がひいてしまったら、アツいからサムいに急激に変わってしまう。
そうならないためにも、事前に2枚、3枚を重ね着して体温調節しやすいようにしましょう。
上着はダウンコートのような化学繊維でできているものではなく、綿やウール・コットン素材のモノにしましょう。
化学繊維のものは焚き火の火の粉が付いたらすぐ穴があいてしまいます。綿素材などの上着を着て火の粉が飛んできても、サっと払えば穴があくことがなくなります。
テント環境を整えよう
先ほども言いましたが、キャンプ地の夜は想像以上に気温が下がります。
私が前回行った神奈川県内のキャンプ場では、日中16℃以上ありましたが夜になると5℃。昼夜の気温差が10℃以上ありました。
11月上旬ですら夜になると5℃近くまで下がります。

その環境かでテントのみでは外気の侵入を防ぐことができません。テントの中の環境を整えて対策する必要があります。
具体的には、床冷えに備えること。
マットは必須
まずはマット。
地面からの距離を物理的に離すことで下からの冷気を防いでくれます。
また、それだけではなく地面からの夜露から体を守ってくれるので、秋キャンプにはなくてはならない存在ですね。
私が使っているマットは安価で長持ちしますので、おすすめです。
毛布は下に敷く
あとは毛布。
毛布は無くても寝れますが、快適に寝るなら必要でしょう。ただ毛布の使い方は上からかけるのではなく、下に敷きます。
マットでは防ぎきれない冷気を毛布が完全にシャットアウトしてくれます。
快適に眠りたい方は毛布も一枚持っていきましょう。
寝袋は表地にも
最後は寝袋ですね。
寝袋は種類がいくつあります。夏用・春秋用・冬用とたくさん種類があって迷いますが、秋キャンプをするのではあれば0℃まで対応している寝袋を選びましょう。
表地がナイロン性のものがほとんどかと思います。焚き火にあたってあたたかくなった身体が、寝る前に寝袋に入るまでにそのナイロンで、ヒヤッとしてしまうのはもったいない。
せっかくなら表地まで気を使って選んでいきたいですね。
私たちが使っているのは、表地がフリース素材になっているコールマンの寝袋です。2枚重ねて使うことができるので2人でぬくぬく朝まで過ごせました。
秋キャンプは紅葉がすてきです。山がカラフルに彩られるだけではなく、食べ物も旬の時期を迎えおいしいものばかり。

最高のキャンプシーズンですので、快適なひとときを過ごすためにも備えはしっかりしていきましょう。