人を撮ることはあまりないかもしれません。しかし、そのときは突然やってきます。
いざ、人を撮ろうとしたときにどう撮ればよいのか、どういう風に撮ればかっこよくなるのか、分からなくなると思います。
そうならないように、いまから人物撮影の基礎を学び、しっかり備えておきましょう。
といっても、そう難しいことではありません!
少しのことに気をつかうだけで、それらしくなります。
目線を巧みにあやつる
人を撮るとき、まず意識するのが「目線」です。
被写体の人物がどこを見ているのか、どういう角度で立っているのがまたは立たせるのか。
そのあたりを気を付ければよいだけです。
向いているほうを空ける
3分割法をご存知でしょうか。3分割法とは、タテ・ヨコに3つに分けて構図を決める方法です。

このグリッドを意識しながら撮影するのですが、人物撮影で大切なことは「向いているほうを空ける」ということです。
人物を配置する場所を右に寄せて撮るのであれば、目線(向いているほう)を左の空いているほうに向かせる。

逆に人を左に写したいのであれば、右の空いているほうに目線を持ってくる。

この空いているほうに向かせるだけでそれらしい写真が撮れます。
目線の先に副題を
目線の先にも写したいモノを持ってくるのがベターです。
建物でもいいですし、太陽でもいいですし、海でもいいです。なんでもいいので、目線の先にある2つ目に撮りたいもの(副題)を持ってくるようにします。
上記の写真であれば、朝焼けでオレンジ色に照らされているベイブリッジになります。

たったこれだけを意識するだけでそれらしい感じになります。
ガラスを使って練習
冒頭でもお話ししましたが、人を撮ることはあまりないかもしれません。いざというときに本番を迎えては不安ですよね。
だから、きちんと練習はしておきたいところです。
そんなときに役に立つのが「ガラス」です。
お店などにあるガラスで反射率の良い場所ってありますよね。そういったガラスを使って、自撮り風で撮影するのがおススメ。

自分で体を向かせて、ガラスで反射した後ろに何か写したい被写体を持ってくる。
この場合だと、朝日が昇り明るくなり始めた横浜の街並みを撮っています。
誰かを連れて行かなくても人物撮影の練習ができますし、何よりカメラを構えているので、顔が隠れているのがいいですよねw
また、カメラを構えている姿はかっこいいのでおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
いざきたる人物撮影をするときに準備しておきたい、人物撮影の基礎として「視線を意識する」ということをお話ししました。
さらにガラスを使った練習方法も合わせてご紹介しました。
「いつも風景ばかり撮っている」とか「たまには人を撮りたい」って方は挑戦してみてください。
やってみないとわからないことは必ずあります。
まずは「やる」ことが大切ですよ。
インスタをやっているので、「もっと写真が見たい」と言う方はぜひフォローしてください(^▽^)/
以上、チョコでした。