eスポーツ選手やプロゲーマーが第一線から退いた後は、どういった道を歩んでいるのか。どういったことを仕事にできるのか。
そういったプロとして活動できなくなった”あと”のことについて、不安に思っている人がいる。
ただ、それは不安に思っていても仕方のないことだ。
たしかに、プロとして何年続けられるのか、その後はどうするのか。そういう不安を覚えるのは理解できる。
しかし、それはたとえプロゲーマーにならなくても、同じことなのではないだろうか?
五輪選手の引退後
元オリンピック選手が引退後にどういう道を歩んでいるのか、というドキュメンタリーをTVで放送していた。
地元でアルバイトしていたり、スポーツとは関係ない企業に就職していたり、それまでやっていたスポーツとは関係のない仕事をしていた。すこし悲しい気もする。
オリンピック選手ですら、引退後の人生は安泰ということではない。
eスポーツ選手になったとしても、それは同じである。
企業に就職したとしても
現代では企業に就職したとしても、その後の人生がずーっと安泰だということはない。
東証一部上場企業だとしても、倒産率は1%。つまり、100社に1社が倒産している。
上場企業の正社員だとしても、いつ潰れるかもわからないし、リストラというリスクをずっと抱えている。
eスポーツ選手になったとしても、企業に就職したとしても、現代を生きる上では「生涯安泰」ということはありえないのだ。
伸びるeスポーツは明るい未来を
eスポーツはこれから伸びていく数少ない業界だ。
仕事の幅も増えるし、必要となる人材もいまよりもっと増えるだろう。
元eスポーツ選手というだけで、優遇されるのは間違いない。
すでに「コーチング」というeスポーツ選手の特権のような仕事もできつつある。
なので、ゲームを極める、プロゲーマーになるということを恐れる必要はない。
人生はたのしめばいいのだ。