残念ながら、昨今の日本のeスポーツは「流行っている」とは言えない。サッカーや野球のように熱狂的なファンの数が足りない。
そもそもeスポーツという言葉を聞いて知っている人は、日本全国民の1割にも満たないのだ。
体感通り。ここからどのくらいの認知度にしていけるか。まずはここから。
eスポーツ:4人に3人は「知らない」 ネット観戦体験も5%に届かず https://t.co/g0OHCd2LeA @mantanwebより
— べっち@choco1120 (@chocolatefox_) 2018年3月9日
今のeスポーツに必要なのは、「認知」であることは誰もが感じていることだろう。
では、どうやって多くの人に認知してもらえるのか。どうやって、eスポーツ選手のファンを増やすことができるのか。必要な職種は「コンテンツエディター」だと考えている。
毎日ゲームをプレイしている「ゲーマー」にとって、ゲームの大会があるということは常識。しかし、ゲームをあまりしない「ライトユーザー」はゲームの大会が開かれていることすら知らない。
ゲーム大会の存在を知らないから、観戦することもできないし、観戦の楽しさも知ることはない。
eスポーツに興味をもつにはハイクオリティでわかりやすい動画
ライトユーザーとゲーマーでゲーム大会(eスポーツ)を観戦するまでに違いがある。

ゲーマーの場合、Twitterやゲームニュースサイトなどで大会が開かれることを知り、当日になったらTwitchなどで観戦するだろう。しかし、ライトユーザーは、そもそも日ごろからゲームニュースサイトなど見ていないし、大会が開かれていることすら知らない。
このライトユーザーをどうやって大会が開かれる情報までたどり着かせることができるのかというと、Youtubeが効果的だと考える。
ライトユーザーの心を動かす動画を提供すべし
ゲームをプレイしないライトユーザーであってもYoutubeのゲーム動画を見ることはあるだろう。
友達に教えてもらったり、面白い動画がTwitterで回ってきたり、知人やSNSか知り、ゲーム動画に触れる機会がある。その機会を もの にしたいところだ。
だが、クオリティの低い動画では興味を引くことはできない。「かっこいい」や「すごい」という感情を動かすためには、ハイクオリティの動画を作っていく必要がある。
また、ゲーマーにはわかる面白いシーンでも、ゲームをしていない人にはわからない。なので面白いポイントやスゴイと思うポイントがわかりやすく伝わる動画である必要も忘れてはならない。
クオリティの高い作品を作るのが「コンテンツエディター」の役割
クオリティの高い、見ている人が心を動かされるような動画を作る役割を担っているのが、コンテンツエディターだ。
コンテンツエディターとは、分かりやすく言えば「動画を編集する人」のこと。たとえば、eスポーツ選手が撮った動画を編集したり、選手の普段の生活の様子や試合の裏側を撮影して、ファンに向けて動画にするのもコンテンツエディターの役割の一つである。
コンテンツエディター不足の日本

海外と違い日本のeスポーツ選手に足りていないのは「露出」。露出ができない理由として、選手自身が「恥ずかしくて」できないということも稀にあるが、最大の理由は、コンテンツエディターが不足しているためだ。
選手は練習や配信など、やるべきことが多く存在するため動画を作って編集するなどのファン作りのために時間が裂けない。
けれども、発信力や影響力を高めることも、選手としては大切。なぜなら、スポンサー側の立場としては、露出を高めて広告効果を求めている。自分自身をどれだけ露出できるのかが選手としての価値が高まる。

時間がさけない選手のファン作りをサポートするためにも、コンテンツエディターが質の高い作品に仕上げていく。選手の発信力を高めるために必要なコンテンツエディターが日本には不足している。
なので、今後はコンテンツエディターがeスポーツ業界に必要な職種となっていくだろう。eスポーツのメディア関係で働きたいと思っている人は、今のうちにAfter EffectやPremiere Proを学び、技術力を高めていくことをおすすめする。
あとがき
日本のeスポーツの足りていない「一般ユーザーへの認知」のこと、認知向上のために必要なこと、コンテンツエディターの役割をお話ししました。
今後はもっとこのような方たちが増えていくと思います。この職種?に手を出すなら流行っていない今がチャンスです。ブルーオーシャンを駆け巡ることができますよ。
動画系のコンテンツエディターであれば、映像系のプロ御用達のAdobe Premiere ProやAfter Effect辺りの技術を身につけていきたいところです。調べれば出てくるのでぜひ。
っということで、今日も今日とて楽しくゲームをしまししょう!
以上、チョコでした。