カメラを買ったけど練習する場所がなかなか見つからない、行く当日に雨が降ったらどうしよう、時間をかけて撮影できるスポットはないものか、と悩んでいませんか?
その悩みは群馬県立自然史博物館で解決です!
カメラ初心者が物撮りでスキルアップするための条件が揃っているおすすめスポットなのです。
群馬県立自然史博物館とは?

車内から見る雨もよう
9月中旬の日曜日、天候はあいにくの雨模様。わたしはカメラ練習をするために群馬県立博物資料館に行ってきました。
ここは、「知を広め、高める博物館」をテーマにしているので、資料はできる限り実物を展示していて、身近に展示して実物を実感できるよう直接手で触れることのできるのが魅力の博物館です。
歴史的な資料が手に届く距離にあって間近に見ることができるんです。最高ですね。
カメラ練習に博物館をえらぶメリット
博物館は、特にカメラ初心者にとっておおきなメリットがあります。
- 被写体を十分に時間かけて撮ることができる
- 被写体はすべて屋内だから、雨の日でもじっくり練習可能
- 被写体が近いので、望遠レンズを持っていなくても大丈夫
撮影するときに時間がかかってしまうという方は、気兼ねなく被写体を時間をかけて撮ることができるので、最適なカメラ練習スポットです。
わたしも練習中の身なので、いろいろ試したりすると時間がかかってしまうんです。
が、博物館であれば思う存分時間を使って撮影できますよ。
撮影時に意識したいポイント
カメラ初心者が物撮り撮影時に意識したいポイントは
- 撮影速度自動モードで撮影
- 被写体と背景の距離を取る
- 被写体に近づく
- 絞りを開ける(F値を小さく)
の4つ。
被写体と背景の距離を取り、被写体に近づき、絞りを開けることで、背景をぼかして魅力的な被写体にすることができます。
光の加減を自分で調整するのは難しい。なので、撮影速度自動モードで撮影し、光の加減を自動でカメラにやってもらいましょう。
恐竜エリア
たくさんの恐竜の標本が展示されている1番人気の恐竜エリア。
はじめに展示されているのが、「発掘現場」の模型です。

床下に広がる発掘作業風景
展示の方法がステキで床がガラスになっており、その下に展示されています。まるで、発掘現場を空から眺めているよう。
そして横にあるのが、トリケラトプス

トリケラトプスの標本
全体を撮ろうとすると被写体から離れてしまって背景がぼけていない。
次はデイノケイルス

デイノケイルスの模型
被写体が大きい場合は、全体を写そうとせずに一部を切り出した構図にすることで、被写体に近づくことができ、背景がぼける。
恐竜界の王者、ティラノサウルス

動き出すティラノサウルス
下から覗き込むような構図にするとダイナミックさが強調される。
番外編
恐竜エリアの最後に「もし、恐竜が絶滅しなかったら」という斬新なテーマで創られた模型。

ディノサウロイド
白亜紀に絶滅した恐竜がもし生き残っていたら人間のようになっていたかもしれない。「ディノサウロイド」という名前がついていて、まるで人間のように直立歩行で大きな目を持っていただろうと予想されています。
なんだか宇宙人みたい…

ディノサウロイドの顔面
顔面アップは気持ち悪さをあげてくれます。見つめられているような写真は目を引かれますよね。
群馬県の生態エリア
群馬県に生息する動物たちがはく製の状態で展示されてます。
なにかを見つめるたぬき

群馬に生息するタヌキ
後ろに壁があってぼけにくいので、横から撮ると良いでしょう。
羽ばたくタカ

上空を見つめるタカ
左半分に被写体をもってきて背景をぼかすことで、被写体自体が引き立ちます。
世界の動物はく製エリア

悲しそうな表情を浮かべるヒョウ
顔を中央にして、アップすることで被写体の表情が際立ちます。

ヒョウのどアップ
さらにアップするといつもと違った一枚が撮れるでしょう。

熊のはく製
ライトの位置を意識して撮ると良さげな写真が撮れます。

シロクマのはく製
真下から撮ることで、被写体の上に光が照らされて凛々しさが増しますね。
番外編
エリアに入る前に、馬に乗った人間が「骨の状態」で展示されています。
こう見るとホラーですね。

馬に乗った人間
ヨコからだと何か狙っているようなポーズをしているのがわかります。

馬に跨り狩りをしている人間
おそらく昔に狩りをしていた時の再現でしょう。なかなか面白い展示ですね。
最後に
いかがだったでしょうか。背景をぼかして被写体を引き立たせるカメラ練習でした。
さらに被写体を引き立たせるためには、「構図を意識する」必要があることを今回のカメラ練習で発見しました!
練習しなければわからないことがたくさんありますね。
カメラを買ってみたけど、練習する場所がない
当日に雨が降ったらどうしよう
時間をかけて取れるはないものか
と悩んでいる方は、ぜひ群馬県立博物館に行って練習してみてください。確実にカメラスキルが上達しますよ。
- 生々しい動物のはく製や恐竜を撮っていて面白い
- 博物館はすべて屋内だから、雨の日でもじっくり練習可能
- 休日でも混んでいないので時間をかけて撮影できる
と3つもオススメできるポイントがある、群馬県立自然史博物館は物撮り練習には最適です。
ぜひ群馬県立博物資料館に行って思う存分カメラ練習してみてはいかがでしょうか。
[relationId head=”カメラ練習編” postid=”2154, 2079″ color=”green”]群馬県立自然史博物館の概要

群馬県立自然史博物館
場所 | 群馬県富岡市上黒岩1674-1 |
開館時間 | 9:30~17:00 |
休館日 | 毎週月曜日 |
観覧料 | 510円 |
ホームページ | http://www.gmnh.pref.gunma.jp/ |
今回使用したカメラ
いじょう、ちょこでした!
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