去るゴールデンウィークに行われたC4 LAN 2017 SPRINGは過去最多の参加者数で大盛況でだった。その様子をご紹介しよう。
C4 LAN
まず、「C4 LANとは何ぞや?」という方もいるかと思うので簡単に説明しておくと、「ゲーマーによるゲーマーのため」のオフラインイベントである。 一般的なオフラインイベントとは異なり、一つのゲームタイトルだけで集まるのではなく、さまざまなタイトルをプレイするゲーマー達が一か所に集まり、それぞれのゲームを楽しむイベント。
それだけ聞くとカオスな状態だなと感じるが、それがC4 LANの醍醐味だ。プレイしたことないゲームを後ろから見学したり、自分の使っているデバイスを自慢気に披露してみたり。混沌とした中だからこそ、いろんな交流が増えて視野を広げられる、そんな場所である。

会場は大きさはバスケットコート2個分くらいで長机と椅子が4列並べられている。もちろん空いている席はない。しかし、狭苦しい感じではなく立ち見ができるよう通路が広くとってある。
その会場で一番最初に行われた特別イベントが「ゆるだらオーバーウォッチ会 ドラフトピック紅白戦」だ。
企画内容の詳細は下記の記事に譲るが簡潔に説明すると、オーバーウォッチで活躍するトッププロプレイヤーが12人集まり、2人のリーダーがそれぞれの選手をジャンケンで選びチームを編成し紅白戦を行うショーマッチである。
参加している選手もご紹介しているので、ぜひ下のリンクをチェックしてもらいたい。
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ゆるだらオーバーウォッチ会

事前にリーダーであるNoaNoa選手とVader選手がじゃんけんで決めた選手ピック紹介から幕を開けた。
Team NoaNoa
NoaNoa選手
Hoshimi選手
Holon選手
Sasa選手
Dexo選手
Novady選手
Team Vader
Vader選手
AKTM選手
AndelDu5t選手
Yoz選手
letswise選手
SixVII選手
選手紹介を終え司会から意気込みを聞かれたNoanoa選手が「飛びまぁぁーす!」と一言。対するVader選手も「さらに飛びますっ!」と対抗するように声を張り上げた。どこか気の抜けた和気あいあいとした雰囲気でイベントが開催された。
プロ選手の後ろから生プレイを観戦したい!と集まってきた人でいっぱいになり、温度を3℃上げるほどの熱気が選手たちを取り囲む。
試合が開始すると選手たちの声が飛び交う。ピック選定やら最初の攻め方をチームメンバーとコミュニケーションを取りながら戦略を相談し合っている。普段の大会では聞けないプロ選手たちの会話を間近で聞ける。さらに実際の操作を生で見ることができる。ここはゲーマーにとっての楽園か、と魅了されワクワクしながら試合開始を心待ちにする。

試合が開始するとさらにコミュニケーションのボリュームが上がり、選手たちの目つきも変わる。そして中盤になり”ビック”プレイが生まれると周りからの歓声。まさにスポーツ観戦そのものだ。今まで画面の中でしか観ることができなかったものが、いま現実にリアルに感じられる。
終盤にAKTM選手が驚異的なAIMで敵を倒していく。NoaNoaチームはVaderチームを崩せずに苦戦を強いられる。この状況をどうにかしようとNoaNoaチームはピックを変更してみたり、攻め方を変えてみたり、戦略を変え挑み続けた。
が、しかし、結果は3連敗で終わってしまった…残念。
あまりにもあっさり勝敗がついてしまったためイベント時間が余る。そこで、幹事からの提案で選手たちをシャッフルして再戦する運びとなった。まさにゆるだらな雰囲気を感じるイベントだった。
オーバーウォッチブース
イベントとは別でオーバーウォッチブースというものが設けられていた。オーバーウォッチブースでは、特殊ルールでを楽しむ企画「カスタムゲームでわいわいガヤガヤ!」が行われた。特殊ルールとはいわゆる”縛り”である。特定のヒーローしか使用してはイケないといった具合だ。
使用するPCはeX.computerのゲーミングシリーズである「G-GEAR」。コンパクトな筐体だが、スペックは十分でハイエンドのビデオカードを搭載しながら安定した電源供給と熱管理を確保している優れたPCだ。はじめて触った方も多かっただろう。気になっていたが実際に触ってみると非常に快適だった。実際にプレイして試すことができるのは、オフラインイベントならではである。

このブースは自由参加だったため人が集まらないのではないかと勝手に予想していたが、その予想に反しプレイ席がすべて埋まっていた。積極的に参加しない人が多いのかと思っていたが、このC4 LANの雰囲気によって何かを触発されたのであろうか。意外と参加者全員が楽しそうにわいわいガヤガヤとプレイしていた。
まとめ
オフラインイベントは好きでよく参加しているのだが、C4 LANのような参加者がそれぞれ楽しんでいて、しかし全体としてまとまりがある”異様な雰囲気”のイベントは初めてだったが、非常に楽しい時間になった。
また、あれだけの数のプロ選手の後ろで観戦する機会はそう滅多にないので貴重な経験ができた。運営してくださった皆様、お疲れさまでした。そしてありがとう。
今回のイベントで使用された製品
PC

モニター
