日本eスポーツで、なぜ格闘ゲームが一番強いのか?コミュニティの結束がカギ

先日、eスポーツマガジンの2巻目が発売された。

表紙を飾っているのは、League of LegendsをプレイするDetonationFocusMe(略称、DFM)のメンバーだ。ただ、全○○ページある雑誌に彼らが扱われているのはわずか○○ページ。

本誌に扱われているほとんどが格闘ゲームをプレイするプロゲーマーである。

また、世界で活躍しているほとんどが格闘ゲーマーであるのは周知の事実であろう。

ではなぜ、日本では格闘ゲームが強いのか?

その答えは、強いコミュニティがあったからだ。

格闘ゲーム

格闘ゲームは私が小さいころから存在した。日本製のゲームで遊ぶ人も多かった。何よりもゲームセンターに格闘ゲームがあったことが要因だろう。

強いコミュニティが形成される条件は5つある。それがゲームセンターにはあった。

強いコミュニティが育つ5つの条件

強いコミュニティを形成するためには5つの条件がある。

  • 余白の存在
  • コアユーザーの存在
  • 仮想敵の存在
  • 秘密の共有
  • ユーザーとの共有目的

これだけではわかりずらいと思うのでそれぞれについて少し補足する。

余白の存在

ここでいう余白とは、「未完成」という意味。完璧に仕上がっているモノではなく、粗だらけで未完成な感じが共感を呼ぶ。

ゲームコミュニティにあてはめると「アマチュア」の存在。プロとして完璧に仕上がっているわけではなく、アマチュアの存在がそれにあたる。

当たり前だが、ゲームセンターでプレイするプレイヤーはすべてアマチュアである。

コアユーザーの存在

大切なのはコアユーザーが感じる「俺たちだけの場所」感。この感覚が彼らの所属欲求を掻き立てる。

足しげくゲームセンターに通う常連客が、来るたびに会うプレイヤーと仲良くなり俺たちの場所感が作られる。

仮想敵

コミュニティの外にこの仮想敵の存在がさらにコミュニティを強くする。

ゲームセンターコミュニティでいう仮想敵とは、「他店のプレイヤー」がそれにあたる。

秘密の共有

コミュニティに所属しているといろんなハプニングがある。

たとえば、言い争いになって殴り合いの喧嘩になったとする。そのときゲームセンターでは全員が止めに入ります。空間が狭いので普通の道端で問題が起きた時のように、無視するわけにはいかない。

また、ゲームセンターのスタッフに言ったりすれば、出禁になる可能性がある。だから、他の人に言わないで我々だけの胸にしまっていこう、という共通認識が出来上がる。

共通認識(コンテクスト)がさらに強いコミュニティを作り上げる。

共通目的

他店の強いプレイヤーに勝つという共通目的があるから、協力する。

コミュニティに所属している人が同じ方向を向いていることで、さらに結束力が固くなる。

 

まとめ

以上のように格闘ゲームコミュニティには、ゲームセンターで遊ぶ仲間という閉じられた空間に所属し、5つの条件を満たすことで強く固い結束があるコミュニティが自然と作られた。

このコミュニティの力が世界で戦えるプレイヤーを何人も輩出する要因となった。

 

他のゲームジャンルで世界を目指すときに意識するべきなのが、このコミュニティを作るときの環境である。強いコミュニティを作るこの5つの条件をクリアできるようコミュニティを作ること。

それが、そのゲームジャンルで日本が世界で強くなるため地盤となる。

もし、本気でそのゲームで世界を獲りたいと願うなら、強いコミュニティを作ろう。

 

以上、チョコでした。

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