PUBGはeスポーツタイトルとしては疑問。しかし今後のスタイルに期待

PUBG人気には注目をせざるおえないだろう。

わたしも実際にプレイしているが、純粋に面白い。

シューティングゲームの要素だけでも十分に面白いのに、そこにサバイバル要素も加わっているからなおさらだ。

 

PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSの略)とは、広大な土地に散らばった敵プレイヤーがどこに居るのかとどこに隠れているのか。

ハラハラしながら”目”と”頭”と”運”を使い最後の一人になるまで生き残る、そんなゲームである。

心臓がパンクしそうになるほどハラハラドキドキの連続で刺激を与えてくれるこのゲームは、今年一番の人気ゲームと言える。

しかし、eスポーツタイトルとして扱われるにはちょっと疑問が残ると私は思う。

プレイしていて楽しいが、果たして見ている人つまり「観戦者が楽しめる」のかどうか。

 

eスポーツもほかの一般スポーツと同様見ている人を魅了しなければプロスポーツとして成り立たない。

そこで、eスポーツとして扱われるタイトルに必要な要素を提示しながら、PUBGはeスポーツとして成立するのか、見ていこうと思う。

 

eスポーツタイトルとしての要素

eスポーツに向いているゲームには3つの要素が必ず必要である。

その要素とは以下の3つである。

  • プレイしていて楽しいゲーム
  • 競技性の高いゲーム
  • 観戦していて楽しいゲーム

 

プレイをしていて楽しいゲーム

プレイしていて楽しいゲームは説明する必要はないだろう。

ゲームは楽しくなくては始まらない。もはやプレイしていて楽しくなかったらそれはゲームではない。

とはちょっと言いすぎだが、プレイヤーが楽しくなければそのゲームタイトルは流行らないし、プレイする人の数も多くないだろう。

プレイヤーの数が少なければ大会が開かれることもないので、eスポーツとしてのゲームタイトルはプレイして楽しいゲームではないといけない。

その点、PUBGは文句なしにこの要素はクリアしている。

 

競技性の高いゲーム

競技性の高いゲームとは、勝ち負けがあってほかのプレイヤーと戦うことが主なゲームのこと。

日本人が大好きなファイナルファンタジーなどのRPGは残念ながらこれに含まれない。

日本人に親しみのある競技性の高いゲームといえば、ストリートファイターだろう。

 

世界で見てもストリートファイターはeスポーツのゲームタイトルとして、華を咲かせている。

日本の選手が世界で活躍している数少ないタイトルでもある。

 

シューティングゲームでもあり、サバイバルゲームでもあるPUBGは自分以外のすべてのプレイヤーと戦うゲーム。

なのでPUBGは、競技性の高いゲームであると言える。

 

観戦していて楽しいゲーム

観戦していて、つまりそのゲームをプレイしていない人が見ていて楽しいかどうかという判断基準。

わたしが観戦していて一番楽しいと感じているゲームは、League of legends(略称:LoL)である。

 

LoLは5人一チームで戦うチーム戦で、仲間と協力して相手陣地にあるターゲット(拠点)を破壊することが目的のゲーム。

ゲームが俯瞰視点なのが観戦しやすいポイントだろう。

CS:GOオーバーウォッチなど試合では、必ずと言っていいほどプレイヤー視点が映し出される。

そこがFPSの醍醐味なのだが、ゲームの展開が早すぎると見ている人を置いてきぼりにしてしまう。

 

一般人が観戦すると

実際に、オンラインゲームをあまりやらない女性にオーバーウォッチの試合を見てもらった時の感想が、

何が起きているかわからない。

だった。

 

しかし、LoLの世界大会(2017 World Chanpionship)を見せてみたら、

どっちが勝っているかはわからないが、だれが倒されているのかはわかる。

彼女はおそらくLoLの基本的なルールさえ分かれば、この大会を楽しめるだろう。

しかし、なにが起こっているかわからなかったオーバーウォッチの大会は

ルールがわかったところで画面についていけず楽しめない。

 

観戦していて楽しいかどうかは、”観戦者のレベル”によって楽しさの度合いが変わってくる。

これはPUBGでもおなじことが言える。

 

PUBG観戦

PUBGでは、サバイバルゲームという特性上、戦い(打ち合い)が各所で行われる。

あちらこちらで同時に打ち合いが起こる。

そうなると、カメラで追うのは難しくなってしまう。

 

銃声がなったプレイヤーを表示でき、そのプレイヤーに視点が飛ぶ機能が備わっているが、

戦いが始まってしまったタイミングでしか認識できない。

すでに戦いが始まっているシーンしかカメラで追うことができないのである。

戦いが起こる前の戦術や動きが見ることができないのは、サバイバルゲームとしての醍醐味が半減してしまっている。

 

つまり、『観戦して楽しい』という観点では、PUBGはいまいちである

 

ドイツで行われたGAMESCON

しかし、ドイツで行われたGAMESECONでこの問題点をうまく回避していた。

出場しているすべてのプレイヤーが配信し、観戦者はお気に入りのプレイヤーの視点で大会を楽しむことができた。

これを考えた人は凄い。

 

今までの大会ですべてのプレイヤーがゲーム画面を配信するという事はなかった。

史上初の試みなのにも関わらず、Twitchのゲームタイトル別の視聴時間ランキングで1位と獲得するなど、結果を出しているところがすごい。

 

ただ、eスポーツ観戦の初心者が楽しめるものになっているとは言い難い。

どこの配信が一番面白いかなどわかるはずもないし、ある特定のプレイヤーに思い入れなどないだろう。

そう考えるとPUBGをeスポーツとして楽しく観戦できる人は限られてくる。

 

PUBGの今後に期待

ドン勝をはじめて食えた時のあの感動が忘れられない、わたしもPUBGが大好きだ。

このPUBGをもっと多くの人に知ってもらう、見て楽しんでもらうために今後に期待したい。

 

11月1日~5日まで、フランス・パリで行われたゲームイベントにてPUBGのプロデューサーであるキム・チャン・ハン氏がこう語っていた

eスポーツにはファン、コンペティティブなゲーム、見て楽しいゲームが必要です。これが揃って初めてeスポーツタイトルになるのです。

ベストなフォーマットについてはまだ調査研究しているところです。ゴルフを始めとして、多くの現実社会のスポーツはスキルと運の要素を両方持っています。

私たちのゲームではどんなフォーマットがよいのかは、いま検討中です。

『PUBG』のプロデューサーに直撃! eスポーツタイトルとして、コミュニティーレベルから積み上げていく【PGW2017】

eスポーツタイトルとしてのPUBGはどのようなものになるのか、とても気になる。

プロデューサーのキムさんには期待したい。ぜひ、ベストなスタイル・フォーマットを見出してほしい。

 

PUBGはプレイしたほうが断然おもしろい!

初ドンは最高に気持ちがいい

と、ここまで観戦の話を書いてきましたが、PUBGは自身でプレイした方が圧倒的におもしろいです。

あのハラハラ感はプレイしないと味わえないでしょう。

生き残っている人が残り3人のところまで来た!けど、ここで倒されたしまったら今までのものが水の泡…。

何としてでも生き残るぞ!

 

そして最後の最後まで生き残った時の達成感、やってやったぜ感は日常に刺激を与えてくれます。

 

やってみたいッ!プレイしてみたいっ!」 と思った方はDMM.comさんからダウンロードできます。

DMMオンラインゲーム

 

また、はじめての方はどのようなゲームなのかわからないこともあるでしょう。

そんな方は、ALIENWARE ZONEさんが公開している記事が参考になります。

大会の解説などで活躍しているabaraさんが分かりやすく丁寧に書いていますので、ぜひこちらをご覧ください。

生き残るための戦略、考え方、注意すべきポイントが惜しみなく書かれてます。

 

記事まとめ

eスポーツタイトルとしての要素は3つ

eスポーツタイトル要素の3つ

・プレイしていて楽しい事

・競技性の高いゲームである事

・観ていて楽しいゲームタイトルである事

PUBGはeスポーツタイトルとしては、いまいちである。

観戦には向いていないタイトルだからだ。

しかし、PUBGプロデューサーのキムさんの発言から、今後のPUBGの観戦しやすさに期待できるだろう。

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